オースン・スコット・カードによる星間戦争物の作品。
大昔、映画化の話があっててっきり流れたと思ったら
エンダーのゲーム(映画の公式サイト)
どうやらもうすぐ公開らしい。予告を見る限り意外と忠実な映像化のようだ。
ただ、この作品を映像化してどう、ってのをあまり感じないので恐らく劇場まで見に行くことは無いだろう。
新訳版が出た(今知った)そうだが、別に旧訳版でも面白さが損なわれる事は無いと思う。実際、昔の私はこの作品に全然興味が無かったのだが、「面白いぞ」と先輩に言われて半信半疑で買ったら本当に面白かった。出版目録で存在は知っていたし、評判が良い事も知っていたが、子供が主人公なのが当時の私が敬遠した理由。
星間戦争物としては「宇宙の戦士」が有名だと思うが、あれですら戦闘シーンがほとんど描かれていないみたいな言われ方をするのにエンダーのゲームではほぼ全て訓練と生活(とその頃の地球の様子)が描かれる。
続編は読まなくてもいいと思うが、エンダーのゲームは読んで損の無い作品だ。短編版は読んだ事が無いので違いはわからない。「人間以上」(シオドア・スタージョン)では超越した能力を持つ人間の悲劇が描かれたが、エンダーのゲームでは頭が良すぎる事による辛さがよく描かれていると思う。冷徹な知性で醒めた状態で感情的な判断をしなければならない。自分の意思に反する事でさえ辛いのに、それを客観的に自分に指示するのはどれぐらいの辛さなのだろう。
昔の表紙(無重力戦闘訓練)のはもうAmazonにも無いようだ。(古本屋…ってのはもう無いのか。新古書店?に行けばあるんだろう)
英語版はKindleであれば非常に安価に手に入る。$5かー。買いたい所だが、買っても読む時間無いしな…。
で、新訳版が出ているのは知らなかった。2013年11月8日、ああ、出たばっかりなんですね。600ページ超なので相当な厚さ。本棚のどこかにある旧版は見つからず。ゼノサイドと死者の代弁者はすぐ出てきたのに…。
2013年12月24日火曜日
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