2017年5月20日土曜日

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーVol.2

ネタバレしないようにしたいが…多分するだろう。
率直に言えば期待値の半分に至らなかった。

アバンの時点で「う、う~ん?」という感じで始まる。
経験からするとアバンがダメな奴は回復した試しが無い。ゲームだと開始が酷くても回復するのもあるが、映画はアバンが駄目なのはまずどうにもならない。理由は知らないが。

なんというか途中で思ったのが、これビートルズみたいな話なんですよ。
Vol.1ではバンド結成まで、Vol.2ではオノ・ヨーコが入ってからみたいな話。そうなるとカート・ラッセルはオノ・ヨーコ役になんのか。チームの不協和音がテーマだが、そんなもん見てても面白く無いぜ。

サントラは予想以上にパッとしない。前作に比べると曲に載せる物が完全に過積載状態でほとんど浪曲の世界だ。曲は掛かりっぱなしでサントラというよりはジュークボックスとでも言うか、掛け過ぎ。ともかく全体的にまぁビックリするほど盛り上がらない。

絵は惑星に着いた所がホドロフスキー風に感じた。あと、ロジャー・ディーンっぽいというか。この辺から凄い話が平坦になる。8時間ぐらいの作品の見所だけ抜き出した様なシーンが多く、当然だがそれでは盛り上がらない。マトリックスに対するリローデッド程酷くは無いが、話が収束しないのは問題だ。もう一回観るか?と言われたら絶対観ないのは間違いない。
宇宙が舞台の大半を占めるこの作品でともかく黒がほとんど無いのが印象的ではあった。これをやるのは相当大変だと思う。黒入れた方が楽だろうから。

上映が始まる前の予告がやたら「最後の」が連発されていて、印象に残った。「最後のジェダイ」だの「最後のヒュー・ジャックマン」だの。

字幕は林完治。良くも悪くもないです。

2017年2月10日金曜日

前田 耕作氏による背景チュートリアル

Twitterで非常に興味深いのがあったのだが、Twitterクライアントだと正直見づらい。
何故か知らないが勝手に間引かれる。しょうがないので、自分用に引用してみた。













この方、アシスタント背景美塾という背景専門の講座を運営されている方だ。
金の方はなんとかするとしても、時間の方がどうにもならん…。でも初級講座はなんとか受講してみたいな。
ちなみにおそ松さんちをそれっぽく描く方法という同人誌も出している。続編もあって、本編より背景とか設定が好物な私は続編も含めて同人誌を売っている店に行った。
何せほとんどそういう店に出入りした事が無いので、 まず何がどこに売っているのかわからない。ようやくおそ松さんコーナーという物を見つけて必死に探していたが、少ししてから、所謂女性向け同人誌コーナーだと気が付いた…。
それからようやく両方見つけて買ったが、残り1冊だった。危なかった…。
欲しい方は通販で買う方が楽だと思います。私は早く見てみたくて直接買いに行きましたが。


監修でこういうのも出てる。デジタルデータ付きというかなり太っ腹な企画だ。
昔はこういうのは何万もしたからなぁ…。

2017年1月3日火曜日

スターウォーズ ローグワン


予告映像

ネタバレあり。

最初エピソード7があんまりな出来だったので見に行く予定は全く無かった。
…が、ドニー・イェンが出てると聞いたら「うーん、それは見てみたい」という事で映画館に。

上映始まっても携帯見てる奴死ね。
隣に座ってる奴等には流石に止めてくれと言った。睨まれたが止めてはくれた。ヤレヤレ

序盤は少々だるいです。正直、序盤は話が崩壊気味。ソウ・ゲレラは一体何しに出てきたのか?とか思ってるとさっさと退場する。

ここまでの間は特に面白い所は無かった。

中盤に至るまで登場人物はどれもこれもパッとしない。
ただ、まぁそのだらだらした感じがスターウォーズっぽいのも確か。定期的に爆発したりショックシーンが出てくるのは私としては違う様に感じる。

言われている様に中盤は確かに脚本自体が良くないのか、ここが面白かった、という所も無いのは確かだと思うのだが、丹念にスターウォーズ世界を描いている。実際、これだけ丹念に世界を描いたのはエピソード4以来の話だ。だから私はむしろ中盤が一番面白かった。もう画面の隅から隅まで見てた。

絵の話をすると近いシーンがほとんどでスケール感はほとんどない。スケール感を上げるとCG臭くなってしまうから避けたのだろうか?ただ、スケール感のあるシーンがいつも同じアングルなのでウルトラパナビジョン70らしさを感じる事は無かった。ただ、これは私が見た劇場の問題かも知れない。

で、いよいよ「ローグワン」が結成される所がこの作品の一番の見どころだろう。特に志願者が集まってる所が。ここまでで私は十分元は取れた。見てよかったよ。

そして設計図を奪いに行ってからのシーケンスはまぁ気になる所も無いでは無いが、きちんと盛り上がってゆく。個人的にはX-Wingが翼を展開するシーンとか戦闘に至るまでの部分が時間の関係で短いので物足りなかった。また、タイファイターの部隊も一塊感が強すぎてパッとしない。反乱軍を描くのが目的だからしょうがないのだろうが、ちゃんと出撃シーンを描いて欲しかった。タイファイターのちゃんとした出撃シーンって実際描かれた事が無いのだから。

ちゃんとY-Wingも出てくるし、活躍する。相変わらず運動性能が低いので洒落にならないシーンが多いがY-Wingファンも満足できるのでは無いだろうか。ありがたい事に、A-Wing、B-Wingは出ない。良かった。

タイストライカーは…まぁ期待してはいなかったが、マニア向けの演出なんでしょうな。
帝国のカーキ色?みたいなパンツを履いたストームトルーパーは今一つ良く分からず。南国仕様なのか?でも普通のも沢山出てくるんだよな。
今思い出したが、中盤のジェダ市内をパトロールしている部隊にある謎の治安維持車両。帝国でキャタピラの車両って今まで無かったよな?テラホークスのバトルタンクみたいな帝国らしくも無いデザインの無骨な車両が謎。普通に反重力で浮かせてしまえばいいのでは?

でまぁ終わって…最後の最後にあるシーンですが…これは…蛇足だろ
正直馬鹿みたいなシーンだなと思いましたよ。普通にストームトルーパーの部隊でいいじゃないですか。エピソード4だってそうだったろ?

フォースであれだけ出来るならそのデータディスクをフォースで取ればいいじゃないか(笑)
ハンテッドのオマージュかと思ったぞ。

エピソードで行くと私の印象は最高4>R=5>6=7>2>1最低(3は見ていない)。
エピソード5はホスのシーンが素晴らしかったが、他がパッとしない。ローグワンも問題があるシーンも多いが、問題視されているキャラが立っていない所が私としては良かった。なぜなら今まで脚光を浴びる事の無かった同盟軍兵士達が取り上げられたからだ。(実際にはエピソード4にもそういうシーンがあったがほとんどカットされた)

字幕は林 完治。問題はほとんど無いと思う。ちゃんと固有名詞もきちんと翻訳されている。

RRR

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