何故か知らないが勝手に間引かれる。しょうがないので、自分用に引用してみた。
【寒いし、みんなでお家を描こう!!】— 前田 耕作(背景美塾MAEDAX派) (@maedax_x) 2017年2月10日
金曜ですし、こんな国民的キャラクターが住んでいそうなお家にしましょう!(しかもおなじみの古いバージョン)
今回使うのは「一点透視図」です。
さあ、レッツ背景! pic.twitter.com/FBRPIbclaX
1.まず、ラフを描きます。ラフといっても”適当"なものではなく、完成形をイメージしながらの作業です。— 前田 耕作(背景美塾MAEDAX派) (@maedax_x) 2017年2月10日
「消失点はどこだろう、アイレベルはどれくらいにしようか。」そんなことを考えながら家の形をラフに捉えていきます。(消失点ってのは奥行きの線が集まっていく点のこと) pic.twitter.com/FwAGPjLJhx
2.ラフがある程度決まってきたら、そこからパースの出番です。ラフのイメージからアイレベル(カメラの高さ)はブロック塀より低い位置でとりました。— 前田 耕作(背景美塾MAEDAX派) (@maedax_x) 2017年2月10日
アイレベル上に消失点を一点とります。一点透視図は横の線は平行、縦の線は垂直となり、奥行きのみで描いていく図法です。 pic.twitter.com/WZz2N5WOFP
3.その点を使ってまずは透明なボックスをイメージしてみます。一階部分は二階部分より少し手前に出っ張っている感じにします。一階と二階の比率感に注意します。(同じ絵です) pic.twitter.com/RdWuschZzp— 前田 耕作(背景美塾MAEDAX派) (@maedax_x) 2017年2月10日
4.今度は屋根を考えていきましょう。屋根は建物の真ん中にてっぺん部分が来るはずなんで、壁の面に対角線を引いて真ん中を出します。— 前田 耕作(背景美塾MAEDAX派) (@maedax_x) 2017年2月10日
ここでは消失点は関係ありません。真ん中が出たらそのライン上に屋根のてっぺんを決め三角形を作ります。一階と二階は真ん中が少しずれているのがわかります。 pic.twitter.com/0pbPgMtsQt
5.屋根の三角形が出来てきたら今度はパースを活用します。消失点を使って屋根を手前に横にと出っ張らせます。そうすると図のような正方形になる部分が出来的ます。— 前田 耕作(背景美塾MAEDAX派) (@maedax_x) 2017年2月10日
ここがポイントです。(一階の軒先、対角線と混同しないよう気をつけて!)すると薄っぺらい屋根が出来上がります。 pic.twitter.com/1R1QMnfAoW
6.薄い屋根の形が出来たら厚みをつけます。ここら辺で対角線は消えていく感じです。対角線はすぐに消えるくらいに淡く描く程度が良いでしょう。 pic.twitter.com/lO7Up2F1lT— 前田 耕作(背景美塾MAEDAX派) (@maedax_x) 2017年2月10日
家の続き!— 前田 耕作(背景美塾MAEDAX派) (@maedax_x) 2017年2月10日
7.窓を作っていきます。最初に作ったボックス感を使って二階の床がどこらへんなのかを、何となく考えて窓を配置します。
また二階部分には押入れもあるだろう。欲を言うなら間取り的なことも考えてみるのもリアリティーに繋がったりします。
一階の窓は建物の真ん中に置きました。 pic.twitter.com/ipVY2rDxgf
8.家の外装を細かくします。板張りの壁。先ほどの対角線を使うとさらに細かく均等に板を割ることも出来ます。”分割”と言います(中学数学がこんなところで使えます)。— 前田 耕作(背景美塾MAEDAX派) (@maedax_x) 2017年2月10日
ついでに奥にある屋根も描いちゃいます。奥にある見えにくい所も、うっすらとした線で繋いで屋根の高さを合わせたりします。 pic.twitter.com/XlvRG39zD5
9.家の手前にはブロック塀があります。ただ初めのうちは、ブロック塀を無くして考えて、地面にしっかりと建っている接地感をしっかりと実感しましょう。 pic.twitter.com/OZThPnUcX0— 前田 耕作(背景美塾MAEDAX派) (@maedax_x) 2017年2月10日
10.自然物や影を描いたら完成です。もちろん影はトッピングなんでなくても問題はありません。雨水が流れる雨どいや、玄関の飛び石など細かいところのこだわりも楽しいですよね!!! pic.twitter.com/9YXBaIpuRG— 前田 耕作(背景美塾MAEDAX派) (@maedax_x) 2017年2月10日
この方、アシスタント背景美塾という背景専門の講座を運営されている方だ。いかがでしょう?— 前田 耕作(背景美塾MAEDAX派) (@maedax_x) 2017年2月10日
みなさんもアニメや漫画でみるあんな情景。ちょっとだけ描いてみませんか?
自分で世界が作れる、それが背景のいいところ!みなさんもチャレンジしてみてください!
明日からもう、国民的キャラのいそうな家(古い方)を描ける人として、クラスで人気者になっちゃいますよ!?
金の方はなんとかするとしても、時間の方がどうにもならん…。でも初級講座はなんとか受講してみたいな。
ちなみにおそ松さんちをそれっぽく描く方法という同人誌も出している。続編もあって、本編より背景とか設定が好物な私は続編も含めて同人誌を売っている店に行った。
何せほとんどそういう店に出入りした事が無いので、 まず何がどこに売っているのかわからない。ようやくおそ松さんコーナーという物を見つけて必死に探していたが、少ししてから、所謂女性向け同人誌コーナーだと気が付いた…。
それからようやく両方見つけて買ったが、残り1冊だった。危なかった…。
欲しい方は通販で買う方が楽だと思います。私は早く見てみたくて直接買いに行きましたが。
監修でこういうのも出てる。デジタルデータ付きというかなり太っ腹な企画だ。
昔はこういうのは何万もしたからなぁ…。